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【ネタバレ】歪のアマルガム 第2回 「ダンス・マカブル」【漫画感想】

■歪のアマルガム
第2回 「ダンス・マカブル」

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■前回はこちら

昭和十七年・・・

H県の山間に位置する村で六つの木乃伊(ミイラ)が出土した。

 

それらは注連縄で縛られた木箱に入っており、一体の全長は約60cm。

赤子の様に丸まった木乃伊はそれぞれ人とは明らかに異なる形をしていたと言う・・・

 

当時、大戦の中にあった日本帝国陸軍研究機関はコレに着目。

生体兵器としての活用の可能性を見出し、政府の潤沢な支援の元コレに着手する。

 

しかし、彼ら軍の研究機関は終戦の混乱の中、木乃伊と研究資材を持ち、行方を眩ました。

その研究機関の名は『賽(さい)』

 

・・・・・・

・・・

 

「妖細胞ってのは、その木乃伊から取れる細胞。

 お前に移植された、妖(がしゃどくろ)の因子ってワケだ」

 

転校生の黒水影舟は六道の顔に刀の切っ先を突きつけ語る。

 

「っ!が、がしゃどくろ?何のコト言ってんだよ・・・!

 つか、とりあえず刀降ろせ転校生!」

「・・・ッチ」

 

「(舌打ち!?)」

「周りを見てみろ」

 

「!」

 

六道の周りは見事に荒れ果てている。

がしゃどくろの状態で暴れたために崩れた研究所の有様を見て自身がやったことだと六道は思い出す。

 

「思い出したか?それが『刀を向けられる』理由だ。久佐場六道。

 お前は怪物。生かしておけば家族をころし、町を滅ぼし、平和を乱す。

 だから、そうなる前に俺がお前をブチころすんだ

 

流石にショックか・・・

 

「なぜだか今は・・・

 奇跡的に人格が残っているが、奇跡は続かねーから奇跡っつーんだよ」

「・・・お前は、正義の味方じゃねェのかよ!?」

 

「その通りだ。ココに書いてある」

「!!」

 

黒水は警察手帳を六道に見せてそう語る。

 

「警察!?お前、高校生だろ!?」

「ああ。少し所属が特殊でな」

 

手帳を良く見る六道。

 

「っ・・・れ・・・いか?」

「サツジン専門の一課、知能犯専門の二課、それらとは違う”非公表”

 俺達は賽のみを捜査対象とする特務課だ」

 

それが零課・・・

 

「な・・・そんなの聞いたコトが・・・」

「ねぇから非公表なんだよ。

 まぁ、お前が信じようが信じまいが、日ノ本の平和の為だ。

 俺はお前を処分する!

 

へたり込んだ六道に向かって黒水が刀で襲いかかる!!

 

その時だった!!

 

『!』

 

突如、部屋にあられもない下着姿の美少女が姿を現した!!

で、でけぇ(((( ;゚д゚)))

 

「あ!よかった。やっと見つけたァ」

 

「!・・・女の人!?」

 

こんな時だってのにドキドキできる六道は男の子やな。

 

「・・・・・・・」

 

無反応の黒水はモホなのかな^q^ムッツリスケベさんなのかな^q^

 

「めちゃくちゃ探し回ったんですよ~」

「もしかして、俺と同じ捕まってた・・・」

 

「はい、そうなんです!

 駅の出口わかんなくてェ~!先輩メール見てなかったでしょ!」

 

駅の出口?先輩?メール?

この子は何を言って・・・

 

「あっ!どうですこの服!実はこの日の為に新調しちゃったんですよ~・・・

 にァッてマすかネ?

 

彼女は既に人ではなかった。

首が・・・骨を継ぎ足し継ぎ足し、伸びに伸びている・・・!!

体長を首の長さがゆうに上回っている。

 

にも拘らず体はその重みを支えている・・・あの細身に凄まじい筋力を備えているのか?

 

「うっ!」

「アハ・・・ハ!!」

 

彼女は大きな口を開け、六道に襲いかかる!!

 

ドスッ!!

 

黒水のクナイが彼女の顔面を容赦なく突き刺す!!

 

「!!」

 

ドスドス!!

思わず首を縮める女!

 

「チッ・・・愚図が!腰抜けてんじゃねぇかよ」

「っ!」

 

「こりゃ処分も楽そうだな」

 

処分するなら助けなきゃよかったのに( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 

「アハ・・・アハ・・・ハ・・・アハハハハハハ!!!

 嬉しいーー!ありがとうゴザいまス先輩!

 こんナニ褒めてもらえるナンテシアわせデス~~~」

 

彼女の目は焦点がすでにあってない・・・

 

「っ・・・な・・・」

「チッ!しぶといな」

 

「あ・・・あの人・・・一体どうなって・・・」

「人じゃねェよ。お前と同じ実験の被験者。ただし、完全に失敗作」

 

「!!?でも、ちゃんと喋って・・・」

「生きてた時の記憶をなぞってるだけだ。脳はほとんど壊死してる。

 それ程、劇薬ってコトだ。”妖細胞”ってのは」

 

・・・!!

 

「戦時中、木乃伊を使った実験・思考・・・

 その末に辿り着いたのが人体への移植だった。

 

 木乃伊から取り出した細胞は移植により他生物を変異させる。

 DNAが侵され、乗っ取られた、その姿は正に”妖怪”

 移植されれば異形と能力を持つ最強の生体兵器のでき上がりってワケだ。

 

 ただ、その成功確率は万に一つよりさらに低い。

 ほとんどこうなり、数日の内にしぬ」

 

「っ・・・そんな・・・」

 

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「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

 

ブツブツと生前の記憶を呟く彼女を見つめる六道・・・。

 

「チッ!同情か?踏切ん時の立体映像といいテメェは、ホントムカつくぜ。

 身の程知らずのお人好しが!自分の心配が先じゃねぇのか愚図!

 テメェもいずれああなるんだからよ。

 

 覚悟決めて待ってろ。その為に説明しといてやったんだ」

 

こいつムカつくなぁ^q^#

てか踏切の件しってるのか?まさか見ごろしにしたとか?

 

僕が六道の立場ならコイツを襲っちまうな( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 

そうこうしているうちに彼女が再び首を伸ばし、戦闘態勢へ入る。

伸びた首を支える為に、今度は四足歩行の構えか。

 

「明日・・・デーと・・・

 初めてノ・・・アァ・・・

 嫌わレタカな・・・クリスマす・・・空けとキマスよ・・・」

 

切ないな・・・

 

「頸部特化のがしゃ髑髏変異体。

 さしづめ『ろくろ首』か・・・サツ処分だ」

 

黒水は二本の刀を束の部分で接続した!

 

「(二本の刀が・・・くっついた!?)」

 

黒水は刀を振り回しながら、一瞬にして彼女の間合いに飛び込んだ!!

 

刀と骨のぶつかる音が響き渡る!!

 

「キ・・・いてヨ・・・オ・・・カア・・・さん。

 今日ネ、今日ね、たカヒとさんに・・・」

 

「・・・・・・・・・安心しろよ。すぐに楽にしてやる」

 

ズバッ!!

 

一方的に攻撃を決めているのは黒水だが、何層にも重なる骨を切断するのは難しいようだ。

 

「(だが、このサイズなら)」

 

口内を狙い延髄を破壊、命を断てる!!

 

黒水はクナイを彼女の両足に放ち、地面に串刺しにした!

これで動きを封じたか!

 

「うん・・・ウン・・・泣かないデヨ・・・

 もう・・・オカアさん・・・

 大丈夫ダヨ・・・私・・・シアわせにナるから・・・

 イママデ育てテくれて・・・アリガ・・・とウ

 

彼女は泣いていた・・・

本当に生きていないのか?

彼女の意識がないとなぜ言い切れる?

 

あの涙は・・・

 

しかし無情にも黒水は刃を彼女に突きつける!!

 

ギィィィン!!

 

「ッ・・・何のつもりだ・・・久佐場六道」

 

彼女を攻撃から守ったのは六道だった。

 

コイツ・・・自分の意志で骨(うで)の変形を・・・

妖力(スペック)をコントロールできるのか・・・

いや・・・今できたのか・・・

 

「俺も・・・自分で何してっかわかんねェ!」

「!」

 

「・・・でも、でも・・・!本当にころさないとダメなのか・・・!?

 元に戻れる可能性はないのかよ!!?

 この人は動いてる・・・喋ってる・・・!

 記憶だってあるんだ!!

 

 さっき言ってたコト聞いてたろ!?

 この人には大切な人だっているんだよ!

 大切に想ってくれる人だって・・・なのに・・・なのに!

 他人が勝手にこの人の命、諦めていいのかよ!!

 

瞬間!!

彼女が背後から六道に食いかかった!!

 

黒水もすぐに刀を向けるが・・・!!

 

ズブ!!

 

「っえ」

「!?・・・自ら突き出した骨に・・・!?まさか・・・」

 

彼女は六道に食いかかったわけではなかった。

自ら六道の体の尖った部分に口から串刺しになったのだ・・・

 

「・・・・・あ、あり・・・ガ・・・とウ。

 アなタは・・・諦メ・・・ない・・デ・・・ね・・・」

 

ズル・・・どさっ・・・

 

彼女は笑顔に涙を浮かべ、そして逝ってしまった。

 

「っ・・・・・・・・・うぅ・・・

 くそ・・・くそ・・・・なんで・・・なんで・・・!!」

 

涙をこぼす六道。

 

「・・・・・チッ」

 

黒水は刀を鞘に納めた。

 

「もしも、お前が、自我を失い妖細胞に飲まれた時は・・・

 俺が真っ先にブチころす。

 それがココでお前を生かす俺の責任だ」

 

ユラッ・・・ドサッ・・・

六道は気を失ったようだ。

 

「(気が抜けたか・・・)つーコトで、こういう結果になりましたよ課長」

『うんご苦労様。

 でも、まさかこの極限状態まで追い込まれても人格を保ち続けるとはね。

 これなら、いきなり暴走するなんてコトもないだろう。

 

 気の毒なのは女性の被害者だね。遺体は手厚く葬ろう。

 僕が着くまでに整えておいてくれ』

 

「了解」

『後は彼の処遇・・・上との協議次第だけど』

 

・・・・・

・・・

 

「ん、ああそうだね。道はあるさ。

 彼に茨を踏みつけ進む勇気があるのなら・・・

 元の身体に戻れる道は

 

次回に続く!!

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■前回

 

■次回

 

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